Webアプリ、Webサービス、Webシステム、Webサイト、ホームページ‥何がどう違うの?

Webに関するこの4つの呼び方にそれぞれ違いがあるのか、同じなのか?
実はこれらWebを扱っている私にも悩ましい問題で、だいたい相手に合わせて呼び方を変えていますが、一度整理した方がよいと思い、ここでまとめてみる事にしました。

上記4つについて明確な定義と正解があるのか。Wikipediaではそれぞれ説明されていますが、ではそれが一般的に認知されているかというと、そういるわけでもないので、私なりの解釈を交えてお伝えしていきたいと思います。

Webサイト、Webページ、ホームページ(HP)の違い

最初に基本的な言葉の定義をします。
Webサイト、Webページ、ホームページ(HP)という言葉の使い分けです。

WebサイトとWebページの関係

  • Webページは、URLというアドレスで示された具体的な1ページの事を指します。

  • Webサイトというのは、Webページの集まりで構成された、一つの構成物です。

  • Webサイトを1冊の本で例えるなら、Webページはその中の1ページです。

Webサイトとホームページ(HP)の違い

ホームページとは、Webサイトの中で、入口にあたる特定の1ページを指します。
本で例えるなら表紙です。

実際のWebサイトは階層構造をとることがほとんどです。
その場合は、一番最上位にあるページをホームページと呼ぶと同時に、トップページと呼ぶこともあります。

余談ですが。
お客様からよく「ホームページを作りたい」「ホームページをリニューアルしたい」と言われます。

私は頭の中で「Webサイト」とコッソリ変換して聞いております。
イチイチそれに対し訂正することはしませんし、同じくお客様に対し「ホームページ」と呼ぶようにしていますが、正確には「Webサイト」の事を言っています。

ただ、それだと齟齬が生じやすいので、見積書や設計書を書く時には、ホームページとは呼ばずWebサイトと記載し、ホームページを「トップページ」と書くようにして、ご説明するようにしています。

言葉を共通化するのって大事なのです。

WebサイトとWebアプリの違い

続いて、WebサイトとWebアプリの違いについてお話したいと思います。
何を提供する、という観点で、まずこのように定義をしてみました。

  • Webサイトは「情報を提供する」媒体
  • Webアプリは「機能を提供する」媒体

Webの歴史的背景も踏まえて、少し深掘りしていきましょう。

Webサイトは「情報を提供する」媒体

1989年の発明、1990年の実装、1993年の無料開放、1995年のWindows95発売とMSNサービス開始による一般家庭への普及、というようWebというシステムは一気に世の中に広まっていきました。
その当時からWebサイトというものは存在しました。

Webサイトの辿った歴史

Webサイトが出始めた当初は、Yellow Pages(日本で言うタウンページ)のインターネット版がありました。
例えばYahoo!やMSNがそれに該当します。

何か探し物をする場合、まずはそれらYellow Pagesにアクセスをして、掲載されているWebサイトのリンクを辿っていく、という事をしていました。
電話帳などの本といった媒体と基本的には似た使い方ですが、一番の違いはハイパーリンク(いわゆるリンク)という仕組みが出来た事です。

リンクをWebサイトに埋め込む事で、任意のWebサイトに移動できるようになったのが従来のメディアとWebサイトの大きな違いです。この仕組みのおかげで関連する情報を探しやすくなりました。
余談ですが、リンクを辿って行きながらWebサイトを見続ける行為を、当時「ネットサーフィン」とも呼んでいましたね。

このように、Webサイトというものは、利用者がリンクを辿ってWebサイトにアクセスをするという行動(きっかけ)をもとに、そこに掲載されている情報を得る、そのような媒体なのです。

Webアプリは「機能を提供する」媒体

Webサイトでは、リンクを辿る事で、別の情報を提供しているWebサイトにアクセスすることができます。
しかもインターネットという世界中で繋がっているネットワーク上にあれば世界中どこでもアクセスできるわけですから、これは革命的でした。

しかしながら、世界中の情報にアクセスできるといっても、人間がリンクを辿り続けて探し続けていくのは現実的ではありません。そこで情報を効率よく探す機能を提供しよう、という考えが生まれました。

最初は1994年のYahoo!でした。
世の中にあるWebサイトを登録した電話帳型のWebサイトで、最初は「政治経済」「スポーツ」「技術」というように様々なカテゴリーに分類してほしい情報を探しやすいように整理していました。
それでも登録数が数万を超えるようになると、分類されてるとはいえ探すのは困難になります。

そこでYahoo!Webサイト内で「検索」という機能が提供されました。
任意のキーワードを入れて「検索」ボタンを押せば、Yahoo!内に登録されているWebサイトの情報にヒットした登録サイトを表示してくれる機能です。

違うアプローチで検索する機能を考えた人も出てきました。Googleです。
1998年に登場したこのWebサイト(サービス)は、クローラーと呼ばれるロボット(コンピューター上で動作する自動で動く仕組み)を使って世界中のWebサイトの情報を収集しました。
あるWebサイトを起点にその情報(正確にはWebページ)を読み取り記憶し、そこにリンクがあればリンク先のWebページにアクセスしまた情報を読み取り記憶する。この繰り返しで世界中のWebページの情報を収集する仕組みを作りました。
情報を探したい人は Googleにアクセスし、探したいキーワードで「検索」し、Googleは収集した情報から合致するWebページを掲示する、そういう機能です。

このように、Webサイトの情報ではなく、Webサイトの情報を探すための「機能」というものが提供されるようになりました。

WebサイトからWebアプリへの進化

最初はWebサイトという情報提供の仕組みだったものが、機能を提供する仕組みとしても活用できることがわかると、検索以外の様々な用途で機能を提供する試みが、あちこちで行われるようになりました。

例えば掲示板というサービス。
Webサイト訪問者がテキストや画像を含むファイルといった情報をWebサイト側に送信し、それをWebサイト上に反映させるという機能を用いた、ウェブ上のサービスです。
これにより、Webサイト所有者のみならず、Webサイトにアクセスしている人が情報発信を行えるようになりました。

このような検索や掲示板をはじめとした「機能」を提供するものを、Webサイトと区別をするためにWebアプリ(正確にはWebアプリケーション)と呼ぶようになりました。

アプリケーションとは

続いて、「Webアプリケーション」を構成する「アプリケーション」という言葉について説明します。

コンピューター用語で「アプリケーション」というと、「アプリケーションソフトウェア」の事を意味します。

「ソフトウェア」とは、コンピューター上で動く様々なプログラムの集合を意味しますが、その中でも特に「応用ソフトウェア」と呼ばれているものを「アプリケーション」と呼びます。

「応用ソフトウェア」とは、「人間」に対して提供されるソフトウェアの事を指します。
例えば「表計算ソフト」や「お絵描きソフト」、「ゲーム」と呼ばれる人間が直接操作をするソフトウェアです。

つまり、「アプリケーション」とは、「人間が操作をするソフトウェア」と理解すると良いでしょう。

アプリケーションは「アプリ」とも略されていますし、英語では「app」(アップ)とも略されています。
Appleの「App Store」は有名でしょう。
iPhoneやiPadのアプリケーションをダウンロードできるサービスですが、ここでダウンロードできるものをイメージしてみると分かりやすいでしょう。「ゲーム」「ツール」‥いずれも「人間」が扱うソフトウェアを対象としていますね。
これをイメージしてもらうと「アプリケーション」というものがどういうものか、理解しやすいと思います。

Webアプリとアプリケーションの関係

続いて、アプリケーションの種類について説明します。

「App Store」で提供されているアプリケーションは、「ネイティブアプリ」と呼ばれています。
これはiPhoneやiPadなど、それらのデバイス上で「直接」動作出来るものを指します。

他にもWindowsにインストールする、Windowsアプリというものもあります。

今回話題にしている「Webアプリ」は、Web上で動くアプリケーンを指します。

「アプリケーション」と一口に言っても色々ありますから、それらをきちんと区別するために「Webアプリ」という名前が付けられました。

Webアプリの例

ここでWebアプリの具体例をご紹介します。

アメブロ、wordpress.com といったブログサイト

純粋にWeb上だけで提供されるアプリというものを考えると、意外に無い、という印象でしたので、あえてこういうものを例示してみました。

Gmail、X(旧Twitter)、Facebook、Youtube、等

最初はWeb上だけで提供されていましたが、今やWeb以外のプラットフォームで提供されるようになりました。Windowsアプリ、Android/iOSアプリ、といった形態ですね。ですので、単純にアプリケーションと言った方がよいかもしれません。さらに言うと、アプリケーション単体では機能せず、これらサービス提供者が機能を提供しているから成り立つものですから、「クラウドサービス」(SaaS:後述)に分類した方がよいかもしれません。

WebサービスとWebアプリの違い

ここまでは主に「人間」を相手としたアプリケーションについてお話してきました。
一方、「人間」を相手にしないソフトウェアというものもあります。
その中でも特にWebという媒体上で提供されているもの、それがこれからお話する「Webサービス」です。

Webサービスについて、Wikipedia によると、だいたい以下のように定義されています。

Webサービスとは、Webという媒体‥もっというとその基盤システムであるHTTPなどインターネット関連技術を土台に提供されているサービスのことを言います。Web API(ウェブエーピーアイ) という言葉もありますが、それとほぼ同義と言ってよいかもしれません。

では、「人間じゃないものに対し提供されるソフトウェア」とは?
例えば「プリンタードライバー」。
プリンターを買ったときに「プリンタードライバー」をインストールしたことはありませんか?

このプリンタードライバー、人間が直接操作する事はありません。
何か印刷をする場合、例えば表計算ソフト(アプリケーション)で「印刷」を指示したときに、表計算ソフトは内部で印刷処理を「プリンタードライバー」に依頼します。
プリンタードライバーは受け取った依頼を、今度はプリンターという機器そのものに印刷するよう指示を出します。

このように、アプリケーションを含めた何かソフトウェアから依頼を受けるソフトウェアの事を、IT業界では「サービス」と呼んでいます(実際には他にも「サーバー」など別の言葉でも呼ばれたりしますが、ややこしくなるのでここでは割愛します)。

この「サービス」の提供の仕方は、各ソフトウェアがどのようにつながっているか(通信しあうか)によって様々ですが、その中でも冒頭で言ったように「Webという媒体」を用いて提供されているものを、「Webサービス」と特別に呼んでいます。

Webサービスの例

と思いましたが、エンジニア間では有名無名関係なくよく使っている一方、それ以外ではあまり一般的ではないので、ざっくりとこういうものもある、程度にご紹介します。

これはほんの一例です。
リンク先のWebサイト上をご覧いただくとわかりますが、ここで何かしらの機能が提供されているわけではない、というのは分かると思います。
エンジニアがこれらサービスの説明を呼んで、アプリケーション内でこれらサービスを利用できるようにするになるための説明が書かれているだけです。

少なくとも、対人間用に提供されているアプリケーションではない、という事はお分かりになるかと思います。

さて、上の名称でお気づきになった人もいるかもしれません。サービスとはあまり言わず「API」という言葉が含まれている、と思われた方もいるかもしれません。
多少恣意的に選んだというのもありますが、「Webサービス」という言葉をこのような意味合いでいう機会はあまりなく、「Web API」と呼ぶ機会が現実には多く、「Webサービス」を「Webアプリ」と同義で使われる場合が実は多いのです。

WebサービスとWebアプリの使われ方は実は曖昧

実際にWebサービスとWebアプリについて違いを述べられている方はいますが、見解は様々です。

特に「サービス」という言葉。
ビジネス一般のサービスと同じ意味合いで使う方が普通ですから、YoutubeのようなWebアプリについてもサービスの一つと解釈して、Webサービスと呼ぶようになったのではないでしょうか。
かくいう私も、この記事を書くまでは「Webサービス」と「Webアプリ」の違いを明確に使い分ける事は出来ていませんでした。

とはいえ、当社が扱っている領域でもありますから、きちんと言語化する必要があると思い調べ始めたのがこの記事です。おかげさまで理解が深まりました。
私の場合は、特に「Webサービス」について書かれたWikipediaの記述が参考になりました。

とはいえ、そこに固執してはいけないと思っています。

WebシステムとWebアプリ

Webアプリ、Webサービスについて、そしてこれら混同について、ここまでの話で理解が深まったのではないかと思います。

続いて、「Webシステム」という言葉についても触れておきたいと思います。
この言葉もよく耳にすると思います。

まず「システム」というのは、「仕組み」という日本語で置き換えてもよいと思います。
そう考えると、「Webシステム」はWeb上で動く仕組み、と言っても良いです。

WebアプリもWebサービス(Web API)も、Web上で動く仕組み、という点では同じですから、まずこの2つはWebシステムという言葉でひとくくりにしてよいと思います。

でも、システム(仕組み)として扱う場合には他に考えなければいけない事があります。
アプリやサービスは、「ソフトウェア」だという点です。

一方の「システム」は、仕組み、ですからソフトウェア以外の要素も含みます。
具体的にはソフトウェアが動くコンピューターや周辺機器といったハードウェア、そして通信環境です。

「Webシステムを構築する」と言う場合は、WebアプリやWebサービス(Web API)、それらを動かすWebサーバーなどのインフラや通信相手を含むネットワーク、Webサーバーの負荷分散を行うロードバランサーといった構成物まで含める、という事を指します。

ちなみに当社はインフラ構築も行っていて、Load BalancerやReverse-Proxyを用いた大規模ウェブサイトを手がけた事もあります。セキュリティ対策にも十分気を遣っています。もっとも、AWSといった基盤サービス(IaaS:後述)が充実しているのもあり、以前に比べたらこちらはずいぶん楽になったものです。

ウェブ上のサービス

先に説明した「Webサービス」「WebAPI」、「Webアプリ」「Webシステム」はIT用語から来た言葉です。
でもWebは一般に認知されているプラットフォームです。

サービスという言葉のIT屋とそれ以外での解釈違いが続いている状態だと思っていますが、私自身が話しづらいのでこんな言葉を作ってみました。それは「ウェブ上のサービス」です。

これを、上の説明に従うかたちで要約したのが以下の4点です。

  • ウェブ上のサービスとは、インターネット上で提供されるWebサイトやWebアプリ、Webシステムなどを含んだものです
  • 世間で言うWebアプリやWebサービス、Webシステムと同じような意味合いですが、IT技術者との会話で混同しないよう、あえてウェブ上のサービスと呼ぶようにします

ウェブ上のサービスが指すものについて、いくつか具体例を示します。

ショッピングサイト

ショッピングサイトというウェブ上のサービス。
ECシステムというWebアプリと、ショッピングサイトの各種説明(ブランディングや事業者情報)を行うためのWebページで構成されている。

以下は具体例です。

マッチングサイト

複数の利用者が何かしらの出会いの機会をつかむために提供されたウェブ上のサービス。
マッチングシステムというWebアプリと、マッチングの説明を行うWebページで構成されている。

  • 比較ビズ ‥ ビジネスマッチングサイト
  • ランサーズ ‥ クラウドソーシング・仕事依頼サイト
  • FITNESS SALON ‥ 弊社がWebアプリ開発をし、ウェブ上のサービスとして提供されている、パーソナルトレーナーの求人サイト
  • フルパーセント ‥ 弊社がWebアプリ開発をし、ウェブ上のサービスとして提供されている、マンガ家と企業を繫ぐマンガ投稿サイト

ウェブ上のサービスと、クラウドサービスとの違い

「ウェブ上のサービス」という表現を提案させていただきましたが、これに類似する名称で「クラウドサービス」という存在があることを思い出しました。
そこで、ウェブ上のサービスと、クラウドサービスとの違いについてもお伝えします。

クラウドサービスとは

「クラウド」とは「Cloud」、英語で「雲」を意味する単語で、空に漠然と存在する雲と同じように、インターネット上に存在するサービスです。

その実態を利用者が特に意識することなく利用できる、という意味で「雲」という名称がつかれたのではないか、と記憶しています。

クラウドサービスにもいくつか種類がありますので、続けてご紹介します。

SaaS ‥ Software as a Service

「サーズ」と呼びます。
ソフトウェアをサービスとして使う、という意味で、上で述べた「ウェブ上のサービス」を包含していますが、「ウェブ上のサービス」より広い意味合いでとらえた方が適切かと思います。

例えば前述の Gmail はまさにこのSaaSです。Webアプリ以外にもネイティブアプリ、デスクトップアプリ、など様々な形態で提供されています。

PaaS ‥ Platform as a Service

「パース」と呼びます。
データベースやプログラム実行環境など、いわゆるプラットフォームと呼ばれるものをクラウド上のサービスとして提供しているものです。

例えば「Kintone」「Pleasanter」と呼ばれるローコード、ノーコードツール、「AWS Lambda」「GAS(Google Apps Script)」と呼ばれるサーバーレスのプログラム実行環境が挙げられます。

IaaS ‥ Infrastructure as a Service

「イアース」あるいは「アイアース」と呼びます。
サーバー(CPUやメモリー)やネットワーク、といったハードウェア、インフラ機能を提供するクラウド上のサービスです。

AWS(Amazon Web Services)やGoogle Cloud、Microsoft Azure、国産では さくらインターネットの「さくらのクラウド」が有名ですね。

ウェブ上のサービスと、クラウドサービスの異なる点は、ウェブに特化しているかどうか

既にSaaSのところで出てきましたが、ウェブを使うか使わないか、という点で使い分けると良いと思いました。

クラウドサービスは、必ずしもウェブという媒体を使う必要がありませんし、中にはインターネット回線を使わないサービスもありますから。

一方のウェブ上のサービスは、ウェブを使う事を前提にした、ビジネス上のサービス、と理解していただけたらと思います。

まとめ

長くなりましたのでまとめます。
自分自身文章だけだとよくわからなくなってきましたので、このように図にもしてみました。

  • Webサイトとは情報を提供するサイトです。
    Webページの集合で出来ていて、入口となるページをホームページと呼びます。
  • Webアプリとは機能を提供するソフトウェアの事で、主に人に使われる応用ソフトウェアを指します。
    その中でもWebという媒体上で動くものを指します。
  • WebサービスWebアプリとほぼ同じ意味合いで使います。
    ただし、人への提供ではなく、他ソフトウェアへの提供目的で使われます。
    Web API とも呼ばれていて、意味合いとしてはWeb APIの方が呼び方として近いと思います。
  • Webシステムは、WebアプリやWebサービスに加え、インフラも含めている、という意味合いで使います。
    ただ、IT専門家以外はあまりこのあたりを意識する事は無いと思います。
  • ウェブ上のサービスは、WebアプリWebサービスの混同を避けるために私が提唱したビジネス上の呼び方です。
    世間一般で言うWebアプリとほぼ同義で、WebアプリWebサービス、それらを説明するWebサイトなど含めて提供されるサービスを指します。内部ではWebシステムというようにインフラも扱っています。
    クラウドサービス、特にSaaSに近いですが、Webという媒体を使う事に特化したサービスを指します。

こうして改めて言葉の意味からまとめてみましたが、いかがでしょう?

私個人の主観もはいっていますし、分類の仕方も正直切り口がいくつもあり分かりづらいです。何よりこの切り口を見る人によって変わってきますから、なかなかまとめづらい。。なのでツッコミどころがあってもおかしくない内容であるのは承知しております。その点はご了承下さい。

この記事を書いて思ったのは、歴史的背景から言葉の意味合いが変遷していたり、IT専門用語から波及して生まれた言葉というところから、まだ言葉の統一が十分なされていない、という点です。

少なくとも、このウェブサイト上ではここで述べたように使い方を統一しようと思っています。

ウェブプロデュースと名付けた理由

あれこれ書きましたが、正直多くの方にはどうでもよい話であるな、とは思っています。

「ウェブサイトでも、ホームページでも、ウェブアプリでもサービスでもなんでもよいじゃないか」

はい、全くその通りです。
なので、少なくともお客様に対してはそういった違いを意識してもらわなくてもよいように、「ウェブのことならまるっとおまかせ」「ウェブのことならワンストップ対応します」というようにお伝えするようになりました。

そして、それを定義するために「ウェブプロデュース」という表現をするようになりました。

説明ページだったら「ウェブページ」、プログラミングが必要なものは「ウェブアプリ」、なんてことをお客様が意識しなくても済むよう、まるっと対応させて頂くのが、私どもが提供する「ウェブプロデュース」事業です。

「Webサイト制作は出来るけど、Webアプリ開発は出来ません」というようなことは一切申しませんからご安心下さい。
細かいところはよくわからないけど、とにかく「ウェブ上で何かをしたい」というところからで大丈夫ですので、まずはお気軽にご相談いただけたらと思います。

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